歩き方パート2:歩き方が悪いと起こる症状

前回に続き、今回は「歩き方のクセがどのように身体へ影響するのか」を、実例を交えながらお伝えしていきます。

日常の歩き方は“無意識の習慣”ですが、この習慣こそが膝・腰・骨盤などの関節へ大きな負担を生みます。特に50代以降になると、その長年の癖が一気に表面化するケースが多く見られます。


■歩き方のクセから膝に起こるトラブル

当教室のグループレッスンに通われている50代の生徒さんも、その一例です。
ご本人は膝の歪みに気づかないまま長年生活されており、結果として膝関節に炎症が起き、いわゆる「膝に水が溜まる」状態になっていました。

しかし、体操を続けていただいた結果、

・膝の水がひく
・坐骨神経痛が消失
・歩くときの痛みがなくなる

という変化が起こりました!


■どうして体操で改善するのか?

改善のプロセスには次のようなステップがあります。

  1. 膝まわりの筋力アップ
     筋肉が支えられるようになることで膝関節への負担が軽減されます。
  2. 歪みを整える歩き方と体操
     膝の軌道が正しくなるため、炎症が鎮まり、水も自然と引いていきます。
  3. 炎症を起こさない歩行動作の習得
     膝が外に開いた“ガニ股歩き”のままでは、軟骨がすり減り、骨どうしが当たり炎症を繰り返します。正しい歩行ラインがそれを防ぎます。
  4. 坐骨神経痛の改善
     歩行が整うと骨盤の傾きが解消され、神経の圧迫が自然と軽減されていきます。

■若い人でも油断できない理由

スポーツ選手やダンサーなど、身体を使う職業の方は若いうちから膝に負担が蓄積しやすく、40代後半から症状が自然に出やすくなります。
関節は“連動”しているため、膝の問題がやがて骨盤、腰、股関節へと広がっていくことも珍しくありません。


■膝と骨盤は密接に関係しています

膝にトラブルがある方の多くは、骨盤が前後あるいは左右に傾いています。
骨盤が傾けば腰にも負担がかかり、腰痛の原因に。さらに骨盤の歪みは身体全体の姿勢に影響するため、肩こりや顔のたるみにつながることもあります。

「歩き方を整える」というシンプルな取り組みが、実は全身の不調改善への入り口なのです。


■まとめ

・歩き方のクセは膝、骨盤、腰、さらには肩や顔のたるみにまで影響する
・炎症や“膝の水”は、歩行動作と歪みが引き金になっていることが多い
・正しい歩き方と体操で、全身のバランスが整い、痛みや不調が改善する

来週の体操教室では、正しい歩き方パート2としてより具体的に歩き方を指導いたします。

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